職場における英語の重要性が高まっている

日本は、島国であることが影響して鎖国的な考え方をする経営者が数多く存在してきたようなところがあります。しかし、インターネットの発達によりオンライン上での越境ビジネスが容易になった中、海外に目を向ける経営者が急増中です。またインターネットきっかけで日本に強い憧れを持ち、日本の大学に留学して卒業してから帰国するのではなく、そのまま日本で働こうとする外国人も増えています。

海外ビジネスを推進する企業においては、英語を社内公用語とするような例も出てきました。また英語と日本語など複数の言語を操る事が出来る外国人を採用し、職場内が多国籍化してきている企業も出現しています。また、日本での国際化が急速に進む中、仕事の選択肢をグローバルに増やそうと、幼少期から子供に英語を習わせる家庭も増えています。

その他のグローバル化を感じさせる事というと、音楽の世界において日本のクリエイターが海外で突如ブレイクするような例が挙げられます。例えば、1980年代からシンガーソングライターとして活躍してきた日本の女性アーティストは、日本では国民的な存在ながら海外では無名の存在でした。しかし、動画配信サイトにより60歳を超えてから世界的な人気を獲得。海外のファンからは海外公演への期待も高まるほどです。実際に海外公演を行うとなるとMCの際に世界共通語である英語を使う必要があり、日本のクリエイターたちにとって英語の習得は不可欠なものとなってきている状況です。